熊野速玉大社 くまのはやたまたいしゃ | |||
旧社格 官幣大社・式内大社 世界文化遺産 | |||
所在地 | 和歌山県新宮市新宮一番地 | ||
御祭神 | 第一殿 | 結宮 | 熊野夫須美大神(くまのふすみおおかみ) |
伊弉冉尊(いざなみのみこと) | |||
第二殿 | 速玉宮 | 熊野速玉大神(くまのはやたまおおかみ) | |
伊弉諾尊(いざなぎのみこと) | |||
第三殿 | 証誠殿 | 家都御子大神(けつみこのおおかみ) | |
国常立尊(くにとこたちのみこと) | |||
第四殿 | 若宮 | 天照皇大神(あまてらすすめらおおかみ) | |
神倉宮 | 高倉下命(たかくらじのみこと) | ||
第五殿 | 禅児宮 | 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと) | |
第六殿 | 聖宮 | 瓊々杵尊 (ににぎのみこと) | |
第七殿 | 児宮 | 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと) | |
第八殿 | 子守宮 | 鷦鷯草不合尊 (うがやふきあえずのみこと) | |
第九殿 | 一万宮 | 国狭槌尊(くにのさづちのみこと) | |
十万宮 | 豊斟淳尊(とよくむぬのみこと) | ||
第十殿 | 勧請宮 | 泥土煮尊(うじにのみこと) | |
第十一殿 | 飛行宮 | 大斗之道尊(おおとのじのみこと) | |
第十二殿 | 米持宮 | 面足尊(おもたるのみこと) | |
由 緒 | 熊野速玉大社は、熊野信仰の原点、神倉山の霊石ゴトビキ岩(天の磐盾)を御神体とする自然崇拝を源として、この天の磐盾に降臨せられた熊野三紳(熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神)を、景行天皇五十八年の御代(西暦128年)初めて瑞々しい神殿を建ててお迎えしたことに創始いたします。我々の祖先は、美し国熊野に坐しますこの真新しい新宮(にいみや)に大自然の恵みを献じて神々を斎き祀り、感謝と畏敬の心を込めて祈りをささげながら、最も神社紳道の特色ともいうべき清め祓いを実践してまいりました。このように、原始信仰から神社紳道へと信仰の形を整えていった厳儀を、未来永劫にわたり顕彰し続ける精神をもって〈新宮〉と号するゆえんであります。この尊称は、まさに熊野速玉大社が、天地を教典とする自然信仰の中から誕生した悠久の歴史を有することの証といえるでしょう。中世、熊野御幸は百四十度を仰ぎ、第四十六代孝謙天皇より「日本第一大霊験所」の勅額を賜り、また千二百点を数える国宝古神宝類が奉納され、全国に祀る熊野神社の総本宮として厚い信仰を集めております。また、境内には、熊野信仰の象徴たる「椥の大樹」が繁り、熊野神宝観や熊野詣を物語る「熊野御幸碑」などがあります。 ―参拝の栞より- | ||
熊野速玉大社公式ホームページ |
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神社入口 太鼓橋を渡っていよいよ参拝市街地にあるせいか、意外と明るい感じです。 | |||
八咫烏神社・手力男神社 鳥居をくぐって最初の神社 |
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神宝館 | |||
梛の大樹 国指定天然記念物 | |||
神門 | |||
上三殿 左から第三殿・第四殿・神倉宮の鈴門 | |||
中四社・下四社 | |||
拝殿 | |||
拝殿と本殿 右側は上三殿 | |||
社殿 | |||
新宮神社 境内の右側に稲荷神社と並んで鎮座 |