戸隠神社(桐山)
とがくしじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県山辺郡山添村桐山179 (布目ダム湖の湖畔)

御祭神 主祭神 手力男命 (たじからおのみこと)
相祭神 九頭大明神 (くずだいみょうじん)
末社祭神 迦具土命 (かぐつちのみこと) 秋葉神社
素戔嗚命 (すさのおのみこと) 杵築神社
天児屋根命 (あめのこやねのみこと) 春日神社
由 緒 
手力男命を主神に九頭大明神を相殿に祀る旧村社である。現存の「永正十一年(1514)申戌六月切山庄九頭大明神御宮小谷弥七願勧進」銘の湯釜によって、室町時代すでに九頭明神を祀っていたことが知られる。ことは桐山・室津・北野山三村の郷社であったが、後年郷社を解散、桐山一村だけの神社となる。淳穂元年(1716)十一月十八日の本殿造営は桐山一村で造営の旨棟札に記されているが、天和二年(1683)から翌貞享元年にかけての当社大般若経修理は三村共同で行っている。明治初年戸隠神社、祭神手力男命と改められた。
 当社本来の祭神であった九頭神は水神で蛇身の神と信ぜられ、九頭竜王と習合され、釜淵がその住みかと伝えこの地方の守護神と崇敬された。御神体の男女二神像は、神仏分離の際拝殿に移され後、当社の本地懸仏(御正躰)と古能面など一括して大橋家に保管されているという(『波多野村史』)。     -奈良県史(神社)より-


鳥居と参道

布目ダムを目指していて偶然見つけた神社

参道から

境内(拝殿・本殿)

境内(拝殿・本殿)

境内社

本殿

湯釜の立て札

社務所前に立て札が

参道手前にあった案内板
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