惣社水分神社
そうしゃみくまりじんじゃ

旧社格 惣社・式内大社
所在地
奈良県宇陀市菟田野区上芳野

御祭神 主祭神 天之水分神 (あめのみくまりのかみ)
国之水分神 (くにのみくまりのかみ)
配 祀 速秋津比古大神 (はやあきつひこのおおかみ)
天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
品陀別命 (ほんだわけのみこと)
由 緒
芳野川の上流南岸に鎮座。現菟田野町古市場の宇太水分神社の玉岡水分縁起によると、当社は現奈良県榛原町下井足の宇太水分神社とともに古市場の宇太水分神社の摂社とされる。しかし当社蔵の貞和二年(1346)の黒漆瓶子(県史定文化財)に『芳野本水分宮』と記され、社記には神幸渡御の神事について、当社から古市場及び下井足へ神霊の分霊鎮座式を行ったとみえるなど、当社を本とし芳野川中流の古市場、下流の下井足へ移したようにも考えられる。『延喜式』神名帳の宇陀郡『宇太水分神社』がいずれの神社であるかも定かでない。前記瓶子と同じく南北時代の作と思われる黒漆金銅装の神輿一基(国指定重要文化財)と、文明14年(1482)墨書きの唐櫃、「永禄五年一月廿日 行信」刻銘の爪に五七の桐の紋がついた木製鞍などがある。
     -寺院神社大辞典より-


芳野川左岸に鎮座

木津川の上流
名張川の上流
宇陀川の上流
芳野川の上流
と木津川水系の源流に鎮座

川沿いの道からの参道

境内

拝殿からの本殿

本殿
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