安居神社
やすいじんじゃ

旧社格 無格社
所在地
大阪府大阪市天王寺区逢阪一丁目三番二十四号

御祭神 少彦名神(すくなひこなのかみ)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
由 緒  少彦名神を奉祀したのは古文書が散逸したので現在は詳かではないが非常に古い時代のことであると伝えられている。この神は、医薬禁獣(医術・薬方・まじない)知恵の祖伸として、その霊験は誠にあらたかな神である。
 菅原道真公の奉祀は公筑紫へ左遷される途上海上波荒く暫くこの地に立ち寄って憩われた旧跡である所以を畏み後四十年を経た天慶五年(西暦942年)此処にその御神霊をお祀りしたと伝えられている。
 菅公の御神徳は誠の権可であり、又学問文化の神として人々を守護し導き給うのである。
 当神社の御神徳を厚く蒙った人々は昔から多く中にも大丸の業祖下村彦右衛門氏は大きな御加護を賜りて繁栄されたことは有名であり、当神社に対する信仰は極めて篤く大丸天神と称せられる所以である。
 境内に古より、神鎮めの井と称する清冽なる水湧出する井戸あり霊水として広く知られているが現在は四囲の状況に禍され枯湯の状態にある。
 又、大阪夏の陣における真田幸村戦士の地と伝えられ石碑が建っている。
 昭和二十年太平洋戦争の災禍を受け一切の建物は鳥有に帰したが大丸を始め奉賛者の寄進により同二十六年春復興され現在種々の祭典が執行されている。
     -境内の由緒板より―

神社入り口

四天王寺に西側国道25号線沿いに鎮座
神社案内図
神社案内板


拝殿

交通量の多い国道から少し入った社殿部分は落ち着いた雰囲気で都会の雑踏を忘れさせてくれる空間です。

本殿

稲荷神社

淡島大神

社殿

淡島大神
金山彦大神
金山姫大神
の額が掛けられている

北側の参道

北坂石段


西側の参道

西坂石段
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