奈具神社
なぐじんじゃ

旧社格 村社・式内社
所在地
京都府京丹後市弥栄町船木奈具273

御祭神 主祭神 豊宇賀能賣神(とようかのめのかみ)
末社祭神 素盞鳴命(すさのおのみこと) 若宮神社
可遇土神(かぐつちのかみ) 秋葉神社
由 緒
延喜式内 奈具神社の祭神について
 むかし、丹波の郡比冶の真奈井に天下った天女が、和奈佐の老夫婦に懇願されて比冶の里にとどまり、万病に効くという酒を醸して、老夫婦は莫大な富を得ました。しかし悪念を抱いた老夫婦はやがて天女に、汝は吾が子ではないと追い出してしまいました。
   天の原ふりさけみれば霞立ち
             家路まどいて行方しらずも
 と詠って、比冶の里を退き村々を遍歴の果てに、舟木の里の奈具の村にやってきました。そして「此処にして我が心なぐしく成りぬ」(わたしの心は安らかになりました)と云ってこの村を安住の地としました。此処で終焉を迎えた天女は村人たちによって、豊宇賀能売命(とようかのめのみこと)として祀られました。これが竹野の郡の奈具の社です。   以上が奈良時代に編纂されたとされる『丹後の国風土記(逸文)』が伝える奈具の社の縁起です。
     -境内の案内板より-

神社入口
神社入口

道路美面したところに鳥居があり、横には数台分の駐車場が整備されている。
こじんまりとした神社
参道
社殿への階段
社殿
社殿

本殿の左右に末社が祀られている。
社殿外観
社殿(右側面)
社殿左側面
社殿(左側面)
末社末社
左右の末社
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