小北稲荷神社
こきたいなりじんじゃ

旧社格 無格社
所在地
奈良県北葛城郡広陵町中56

御祭神 倉稲魂命 (うがのみたまのみこと)
由 緒 
馬見地区の三吉と箸尾地区の中の南にまたがって鎮座、倉稲魂命を祀る。社伝に、舒明天皇の代の創祀と伝え、天孫降臨供奉の三二柱神と稲荷五柱と小北大明神を合せて三十八社と称したという。
旧無格社。
中世の「当社由来再記」には、永徳三年(1383)当国領主の箸尾宮内小輔が神殿を再建、境内を二町に四町と定められたとある。永録十年(1567)十一月兵火に焼けたが、天正四年(1567)二月に復興した。その後柳沢氏の保護を受け、享保六年(1721)に造営されたのが今の社殿だという。
本殿は春日造桧皮葺。享保九年(1724)三月郡山城を賜った柳沢吉保以来、代々当社を信仰、その保護を受けた。本殿左方に仮照社・高倉社・高松社が同じ一社に祭られ、向かって右方に豊八社・富永社外九社がならんでいる。境内に寛政九年(1797)六月吉日柳沢氏奉納の石燈籠がある。
     -奈良県史(神社)より-


鳥居より(東側)
鳥居の向こうの杜が、小北稲荷神社。
神社の向こうには、高田川が流れている。

境内への入り口の案内板

境内入り口より

境内の鳥居からの拝殿

境内には所狭しと鳥居が立ち並んでいる。
多くの境内社があるようです
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