春日神社(沢)
かすがじんじゃ(さわ)

旧社格 無格社
所在地
奈良県北葛城郡広陵町沢905

御祭神 天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
由 緒 
祭神は天児屋根命・比売神・経津主命・武甕槌命の春日四神。享保九年(1724)の「和州御領郷鑑」には、
     除地
  一、春日大明神     社地三百坪     壱カ所
とあり、明治五年(1872)の「社寺境内図」にも伊弉冉尊・天津児屋根命・住吉大神を祭神とする「春日社之図」がある。また、明治二年(1869)「氏子郷中兼帯村々神社改遷宮諸事控」には、
     八月廿日宵宮
     八月朔日祭り
  産神北
一、白山社     祭神 伊弉冉尊
一、春日社     祭神 天津児屋根命
一、住吉社     祭神 住吉三太紳
右三社相殿   八月十四日改遷宮
 とあって、春日神を中心に白山・住吉の二神が相殿の神社が記載されている。
 明治十二年(1879)の「神社明細帳」によれば、本殿は桁行四尺・梁行三尺、拝殿は桁行三間・梁行一間三尺、境内二七二坪、氏子十五戸と記載される。前出「氏子郷中兼帯村々神社改遷宮諸事控」には「産神北」とあるが、南宮の白山神社に対して北宮と呼ばれたのだろう。宝永二年(1705)の「新屋敷再検帳」には、九畝二十三歩の「北宮屋敷」が記されている。
      -広陵町史より―

馬見丘陵公園の北に位置して、沢集落の西端に鎮座。春日神社と白山神社(祭神 伊弉諾命・伊弉冊命)が、並んでいる。中間に白山神社の境内社(稲荷神社)も鎮座。

神社入り口
春日神社入り口
鳥居からの拝殿

鳥居からの拝殿
狛犬狛犬
狛犬
拝殿内
拝殿内部

天井部分には絵馬が並ぶ
社殿
社殿

両脇に檜



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