春日神社(上牧)
かすがじんじゃ(かんまき)

旧社格 無格社
所在地
奈良県北葛城郡上牧町上牧2614

御祭神 天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
天照皇大神 (あまてらすすめらおおかみ)
品陀別命 (ほんだわけのみこと)
由 緒
(大字上牧 新町字歌舞伎山に鎮座)
祭神は中央に天児屋根命(春日)、左に品陀別命(八幡)、右に天照皇大神の三柱の祀る。三社権現という。社殿は明治十二年(1879)造営のままで屋根替えは時々されている。
 本来ならば、天照皇大神を中央に祀るべきであるが、ここでは春日大明神を中央にし社名を春日神社と称している。異式のため相殿の三扉とも左前になっている。これは他に例を見ない。宮大工棟梁の配慮によるものである。決して誤って作られたものではない。もとここより200メートル西の字宮やしきにあったという。
 明治十四年(1881)ごろ調の「村誌大和国化都祁郡上牧村」には
   雑社     東西四間七分 南北四間七分、面積二十二坪
           本村ノ東北ニアリ天照大神・八幡大神・春日大神ト三柱ノ神ヲ祭ル由緒不詳、祭日十一月三日
とあるのが元の屋敷であろう。
 「神社明細帳」(明治二十四年調)には、
奈良県管下大和国化都祁郡上牧村大字上牧小字歌舞伎山 村社 春日神社
一、祭神     天児屋根命 天照大御神 誉田別天皇命
一、由緒     不詳

     -上牧町史より抜粋-

春日神社入り口
神社入り口
参道の階段
参道の階段
鳥居
階段を上ったところ

鳥居の扁額には
「三社宮」と書かれている
参道途中の堂社
参道途中の御堂

御堂には「御詠歌」の額も掲げられている
御堂内部
御堂内部
拝殿
拝殿
拝殿内の御祭神案内板
拝殿内の額
狛犬狛犬
拝殿前の狛犬
拝殿内部の絵馬
拝殿内の絵馬
拝殿からの本殿
拝殿からの本殿
本殿
本殿
拝殿の釣灯籠
拝殿の釣灯籠
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