三郡神社
みこおりじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県磯城郡三宅町上但馬字上ノ垣内53

御祭神 志那津比古神 (しなつひこのかみ)
金山彦神 (かなやまひこのかみ)
美津波之女神 (みつはのめのかみ)
火産霊神 (ほむすびのかみ)
波仁山姫神 (はにやまひめのかみ)
由 緒 
当社は上但馬(五傅村の成立発展に伴い江戸中後期に土産の神として勧請されて以来住民の厚い信仰で奉斎されて来たことは明治初期の神社明細帳などで明らかにすることができる。五祭神はそれぞれ風の神 鍛冶(金)の神 雨をつかさどる水の神 かまどをつかさどる火の神 家を守る土の神と農耕をはじめ商工業の発展と幸な生活にかかわる大切な神がみである。社の位置は式下郡・十市郡・廣瀬郡の三つの郡の接点に建立され古代の識者により三郡神社と命名され今日に至る。勧請以来本殿 拝殿 神域の拡張など歴代の総代により整備復覆につとめられ多くの崇敬者奉賛によっていっそう清浄荘厳に維持されてきた。神事として昔は数多くの行事があったが時代の進化と共に風化し現在では一月年始祭 三月祈年祭 十月例祭 十一月新嘗祭の四大行事のみと成り神官をお招きし厳粛に取り行われている。この地に生命誕生の喜びと名付の報告をなし氏子として神徳を仰ぎ由緒ある三郡神社の弥栄を祈念し崇敬者として神助によっていっそうの家内安全・商売繁盛・無病息災を祈願する人々で神徳が篤い。              
昭和六十一年十月吉日     上但馬識者撰
     【境内の石碑より】


神社入口

手入れが行き届き気持ちのいい神社です

社頭の由緒碑

参道からの社殿
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