六縣神社
むつあがたじんじゃ

旧社格 指定村社
所在地
奈良県磯城郡川西町保田字的場30

御祭神 主祭神 六縣命 (むつあがたのみこと) 高市・葛木・志貴
十市・山辺・曽布
末社祭神 須佐之男命 (すさのおのみこと) 八坂神社
天児屋根命 (あめのこやねのみこと) 春日神社
誉田別命 (ほんだわけのみこと) 八幡神社
由 緒
曽我川右岸に鎮座。旧村社。もと六所明神・保田明神と称し、神殿に六面の神鏡が懸かっていたことにより明治初期に六縣神社とし、さらに六県神社に改めたという。鏡には暦応(1338-42)の年号があったと伝える(安田郷土誌)。度会延経「神名帳考証」は「延喜式」神名帳広瀬郡の「穂雷命神社」に当てる。現社地は近世の広瀬・城下両群界であるが、延喜年間(901-923)に広瀬郡に属していたかどうか明らかでない。中世には宮本を形成、宮座では永正元年(1504)の富紀寺(富貴寺)への田地寄進状、大永八年(1528)の宮本への田地売却文書、天文二十年(1551)の神事次第などを保管する。東隣の富貴寺は宮寺と称し、神仏一体で祭祀が行われていた。
     -寺院神社大辞典(大和・紀伊)より-


神社正面

この裏は、曽我川の堤防です。堤防からは、神社の本殿がよく見えます。

鳥居を入って右手のお堂

富貴寺

本堂 国指定重要文化財
桁行五間・梁間四間、一重・寄棟造り・本瓦葺。
堂内には平安末期の木造釈迦如来坐像・地蔵菩薩立像を安置する。

拝殿

拝殿の左横に堤防に続く参道がある。

狛犬

本殿

拝殿横の社
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