東大谷日女命神社
やまとおおたにひめのみことじんじゃ

旧社格 無格社
所在地
奈良県橿原市畝傍町唐院69

御祭神 主祭神 姫踏鞴五十鈴姫命 (ひめたたらいすずひめのみこと)
末社祭神 天児屋根命 (あめのこやねのみこと) 春日神社
天照大神 (あまてらすおおみかみ) 豊受神社
由 緒
畝傍山の東南山裾、山頂から約四百メートルの山林中に鎮座する。姫踏鞴五十鈴姫命を祀る旧無格社であるが、「延喜式」に登載された式内社にあてられる説もあった。江戸時代には熊野権現と称し、伊弉冊命を祭神としてきたが、それ以前に東大谷日売命神社であった証はない。『大和志』は今の桜井市山田にあてているし、「大和国名鑑軌図」や伴信友の「神名帳考証」等は畝傍山の西の大谷村の社にあてているが、明治二十一年(1888)ごろから当社が畝傍の東の大谷にあるとのことから祭神を神功皇后とし、いくばくもなく姫踏鞴五十鈴姫命に変更、申請、無格社として許可され今日に及ぶ。
 例祭は十月八日。宮座は畝傍町に古座・新座・畝傍講の三座があると『高市郡神社誌』にある。御湯釜の銘に「畝傍山明正寺両宮鎮守大明神御湯釜施主氏子中敬白 寛文十二(1672)壬子九月八日』と記されている。
     -奈良県史(神社)より-

神社入口
神社入口

橿原神宮の北で、畝傍山の東側山麓に鎮座
参道
参道
拝殿
拝殿
狛犬狛犬
拝殿前の狛犬
本殿
拝殿からの本殿
扁額
拝殿内の扁額と由緒
inserted by FC2 system