神魂神社
かもすじんじゃ

旧社格 県社
所在地
島根県松江市大庭町563

御祭神 主祭神 伊弉冊大神(いざなみおおかみ)
伊弉諾大神(いざなぎおおかみ)
末社祭神 貴布禰神社
稲荷神社
熊野神社
伊勢社
杵築社
外山社
蛭子社
武勇社
荒神社
秋葉社
御釜殿
由 緒
当社は大庭大宮とも云ひ出雲国造の大祖天穂日命が、此地に天降られて御創建、伊弊冊大神を祀り、出雲大神、出雲国の総産土大神、として天穂日命の子孫(大社町、北島、千家両国造)は元正天皇霊亀二年(716)に至る二十五代果安国造迄祭主として奉仕、斉明天皇の勅令により、出雲大社の創建なるや、杵築(大社)へ移住したる。(霊亀二年千二百年前) したるも、国造就任の印綬とも云ふべき神代ながらの神火相続式並新嘗祭を執行の為め、現在も参向されている。 従って大国主命の国譲も、出雲朝廷のもと国造として祭政を執ったのも皆当社が中心で古代の神都であり、種々な遺跡、伝説も豊富で神奈備山、大古墳群、出土品等貴重な文化遺産も多く、附近に国庁、国分寺等もあって、上代上古を通じ、鎌倉時代までは政治、経済、交通の要衝である故、文化庁の協力により、近くに郷土博物館風土記ヶ丘が建設され出雲文化発祥の移転を紹介している。又毎年十月には全国の八百万の神々が集ひ給ふ神在祭も行はれている。 本殿は民族祖先の独創になる日本最古の建築様式で天地根元造の形態を有する大社造として国宝(本殿。内殿。古代心の御柱の一部共)に指定され全国に現存する大社造としても最古(正平元年 六百数十年前)のもので素朴雄大、森厳襟を正さしむ本殿内は狩野山楽土佐光起の筆とも伝えられる大壁画九面にて囲まれ壮麗極りなく、天井の九重雲は(出雲大社は七重雲)日本建国の創業を物語る貴重な神話を伝う。
     -神社案内書より-


鳥居と石階段

駐車場が左側にあり、ここから参道に入ります。鳥居の向こうの階段を上ると、女坂という緩やかな坂道が正面にあり、右側に下の写真の拝殿に向かう階段があります。

拝殿前の階段
由緒板
神社の案内板

拝殿と本殿

本殿は日本最古の大社造りの社殿として国宝に指定

拝殿と本殿

女千木で本殿内部も出雲大社とは違い女造りになっているらしい。
神座が本殿に向かって左奥にあるらしい。

境内社

武勇社・蛭子社・荒神社・外山社・貴布禰稲荷神社

境内左端に鎮座

武勇社・蛭子社・荒神社

本殿の左側に鎮座

外山社

本殿の右側に鎮座

杵築社・伊勢社・熊野社

杵築社
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