伊射波神社
いさわじんじゃ

旧社格 式内社
志摩国一の宮
所在地
三重県鳥羽市安楽島町加布良古1020

御祭神 伊佐波登美尊 (いさわとみのみこと)
稚日女尊 (わかひめのみこと)
狭依姫命 (さよりひめのみこと)
玉柱屋姫命 (たまはしらやひめのみこと)
由 緒
縁起  人里離れて椎、椨などの原生林に覆われた神域には、平成13年秋に造営された木造神明造の本殿、拝殿と平成4年に新築された籠堂があり、神前に佇めば、何がしか森厳さを感じさせます。  当社は、古来より加布良古太明神、志摩太明神と呼ばれ、地元安楽島や近在では「かぶらこさん」の愛称で親しまれてきました。  志摩国の一宮、式内伊射波神社の格式ある由緒は、延喜5年(905年)醍醐天皇の勅命により、藤原時平、忠平らが編纂した「延喜式・紳名帳」に、  志摩国三座(第二座・小一座) 粟嶋坐 伊射波神社 二座並大 同嶋坐 神乎多乃御子神社 小一座  と登載されているからです。つまり安楽島の古名である粟嶋には、伊射波神社があって二柱の神が祀られ、格式はともに大社。小社として神乎多乃御子神社があるということです。  大二座のうちの一座、伊佐波登美尊を祀った本宮は、安楽島町字二地の贄にありました。昭和47年から61年にかけて鳥羽市教育委員会が発掘調査をし、その全貌が『鳥羽贄遺跡発掘調査報告』に報告されています。  遺跡は、縄文中期から平安中期に至る迄の時代の連続した復複合遺跡で、おびただしい数の製塩、祭祀用土器、儀礼用銅鏃(矢じり)、神水を得るための欅の巨木を繰り抜いて造った豪勢な井戸、神殿と思われる建物跡が発掘され、皇族、貴族が往来した痕跡が見つかっています。こうしたことから、古代伊射波神社は国家にも崇敬された偉大な『贄持つ神』であったことの証と云えましょう。  伊射波登美尊は、第十一代垂仁天皇の皇女倭姫命が、伊勢国内宮に天照大御神の御魂を御鎮座させた折、これを奉迎して鎮座に尽力し、また志摩国の新田開発にも大きな功績を残したと伝えられています。後、大歳神と号された尊は伊射波神社本宮の衰退と共に、加布良古崎の伊射波神社に遷座されました。  玉柱屋姫命は「倭姫命世紀」によれば、天孫瓊瓊杵尊の重臣で水の神として崇敬された天牟羅雲命(あめのむらくものみこと)の裔(子孫)で、神武天皇の勅により伊勢国を平定した天日別命の娘と記されています。  大二座のもう一座は、稚日女尊を祀る加布良古崎の伊射波神社。 霊験あらたかな神様として知られる稚日女尊は、加布良古太明神とも称され、朝廷にささげる貢物の一部を太明神にも奉納するという別格の扱いを受けていました。  「加布良古の外峰に立てる姫小松、沢立てる松は千代のためし。加布良古の沖の汐ひかば、宮古(都)へなびけ我もなびかん。加布良古の太明神に、遊びの上分参らする請玉の宝殿」これは今から461年前書き写された「外宮摂社末社神楽歌」の最後の方の一節です。古代、安楽島の前の海では、朝廷に捧げる貝(アワビ)を採る神事が行われ、その様子を歌ったものです。  加布良古太明神ともいわれた女神、稚日女尊を姫小松に見立て、「この松は千年の後も栄えるでしょう。加布良古の沖の汐がひいたら、神事で採れた貝を納めに都へ行きます。加布良古の太明神に分け前を奉納してから」というものです。  この神楽歌から、古代伊勢神宮とは浅からぬ関係にあったことが推測されます。『神宮紀』によれば、「尾田(加布良古の古名)の吾田節(後の答志郡)の淡郡(粟嶋=安楽島)に居る神(稚日女尊)とあります。稚日女尊は天照大神の妹君、分身とも云われ、第十五代応神天皇の母君である神宮皇后の崇敬厚く、皇后が筑紫国(九州)から倭国に凱旋した折にも、常に御許においてお祭りされていました。  狭依姫命は、宗像三女神の一柱である市杵島比売命の別名で、厳島神社の御祭神でもあります。安楽島では、粟嶋と呼称されていたころ、神乎多乃御子神社(小一座)の御祭神として、加布良古崎の前海にあたる長藻地(海図では長藻瀬とある)という島嶼にお祭りされていましたが、戦国の世地震によって、その社地は海底1.8mに水没してしまいました。幸い御神体(石体)は村人らによって見つけ出され、現在は伊射波神社に合祀されています。
     ―参拝の栞より―

駐車場から参道へ
参道入り口

駐車場から徒歩での参拝片道約30分の道のりです。
今では、日本一不便な一の宮となっているようです。
参道ー1
参道の分岐

車道は遠回りなので右側の細い近道
参道ー2
近道

昔からの参道なのか、V字型になった道
参道(海岸)
海岸線の参道

前は加布良古崎、先端に近い所が伊射波神社。

一の鳥居への道
一の鳥居
一の鳥居

海に向かって立っています。
鳥居からの参道
一の鳥居からの参道

左上に車道がありますが、参拝は、こちらの参道をと案内しています。
二の鳥居までこのような道が続きます。
二の鳥居
二の鳥居
境内
境内

ここまで来てホットとします。25分で歩きました。
拝殿
拝殿
社殿
本殿
社殿右側
本殿の右側

何かを祀っています。
社殿左側
本殿の左側

こちらも同じように祭っています。
拝殿からの本殿
拝殿からの本殿

領有神(うしはくがみ)への道

加布良古崎の先端部に祭られている神様

休憩所

加布良古崎先端部
この周りに領有神と

加布良古崎


加布良古崎

日の出遥拝所

領有神(うしはくがみ)
海上守護神

伊射波神社本殿の左右に祭っている神と同じような気がする。

安楽島バス停の案内板

近鉄鳥羽駅からのかもめバスで安楽島線の終点
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