素盞鳴神社
すさのうじんじゃ

旧社格 指定村社
所在地
奈良県生駒郡斑鳩町興留659

御祭神 主祭神 素盞鳴命 (すさのおのみこと)
末社祭神 応神天皇 (おうじんてんのう) 八幡社
天児屋根命 (あめのこやねのみこと) 春日社
天照大神 (あまてらすおおみかみ) 大神社
五男三女神 (ごなんさんじょのかみ) 八王子神社
由 緒
本殿は春日造一間社の檜皮葺で、建立年代は明らかでないが、様式上室町時代末と推定され、斗栱の形式、蟇股の輪郭、向拝紅梁の反りなど中世末様式を示す。昭和四十四年三月二十八日県指定文化財になる。向かって右に天照皇大神・八幡・春日の三境内社がある
     -奈良県史(神社)より-

興留の西部に鎮座し、素戔嗚尊をまつる。由緒不詳にして旧指定村社である。
社殿は春日造り一間社にして檜皮葺。向拝付朱塗りで、様式上、室町時代末期と推定されている。全体の保存も比較的よく、中世末の社殿の一例として、昭和四十四年三月二十八日に県指定文化財に認定されている。
社殿の前に朱塗りの鳥居を立て、朱の玉垣をめぐらす。本社の向って右方に八幡・天照皇大紳・春日の三社があり、その前に貞享二年(1685)・同三年の石灯がある。狛犬は安政四年(1857)に奉献されたものである。
拝殿は平屋瓦葺きで、絵馬額を多く掲げてある。
     -斑鳩町史-


鳥居と社殿
 
東西に走る狭い道路の南側に鎮座


鳥居横の由緒案内板

拝殿横からの社殿

社殿全景
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