岡八幡神社
おかはちまんじんじゃ

旧社格 無格社
所在地
奈良県五條市岡町八幡3006  (岡町の最北部・市立後条文化博物館の近く)

御祭神 主祭神 品陀和気命 (ほんだわけのみこと)
末社祭神 天照大神 (あまてらすおおみかみ) 天照皇大神社
春日大神 (かすがのおおかみ) 春日神社
稲荷大神 (いなりのおおかみ) 稲荷神社
由 緒 
岡集落の北方に鎮座する旧無格社で品陀和気命を祀る。本殿は流造の三間社で銅板葺で、殿内に像高40.5センチの男神坐像を安置している。寄木造衣冠の姿で太刀を帯び、右手に矢を持っている。本殿の向って右に天照大神社(天照大神)、左に春日神社(春日大神)、玉垣の外、向かって左に稲荷神社(稲荷大神)がある。神社に接して寺跡がある。文久三年(1863)八月、天誅組が五條代官襲撃の最初に進駐したところである。
     -奈良県史(神社)より-


神社全景

市立五條文化博物館の南に鎮座
天誅組が千早峠からの道中ここに立ち寄り集結したとの伝承がある
本殿
正面からの全景

御神木跡

拝殿前左側
説明板と絵馬(下の写真)御神木跡
ここにあった御神木は、四百八年前(天正十年(本能寺の変の年))に植樹されたものと推定され
直径 二米(六尺六寸)
木丈  三十米
もあり、四米上では双又になり、人々からは、夫婦杉と賞賛され、巨大な容姿でその威容を誇っていたが、近年その樹勢も衰えはじめ、昭和四十九年十月止むなく伐採したものである。
依ってここに、記し置くものである。
昭和五十年十月十五日


本殿
春日神社(本殿左)                 天照皇大神社(本殿右)
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