加夜奈流美命神社
かやなるみのみことじんじゃ

旧社格 式内社
所在地
奈良県高市郡明日香村栢森小峠358

御祭神 主祭神 加夜奈流美命 (かやなるみのみこと)
末社祭神 龗神 (おかみのかみ) 葛神社
由 緒
近鉄橿原神宮駅より柏森行バス終点まで約30分、柏森集落東北の小丘陵上の森に鎮座する。『大和志』に「在柏森村今称葛神」とあり『延喜式』神名帳に登載される式内社である。創祀古く『出雲国造神賀詞』に加夜奈流美命は飛鳥の神奈備に坐して皇孫の守護をした神とあり、『三代実録』の貞観元年(859)正月二十七日の条に従五位下の当社の神に一躍正四位下に昇叙されたとある。飛鳥神奈備は天長六年(829)鳥形山(現飛鳥)に移されたが、その後も加夜奈流美神の本霊は旧地にとどまったものとみられる。富岡鉄斎が明治のころ顕彰復興に力めたと彼の『公私事歴録』に記されている。  宮座は東組・西組二座あり十月十四日に座行事を行う。  本社の所在については異説もあり、飛鳥の後南方の磐石紳窟をなすとして字細川の貝成であろうとも説く。
     -奈良県史(神社)より-

神社入口 社号標
境内
境内

境内は意外と広く明るい感じです。
社殿
鳥居と拝殿

割拝殿で本殿への参拝ができます。
歌碑
拝殿下の歌碑
明治天皇遥拝所
明治天皇遥拝所

拝殿の扁額
拝殿の扁額
狛犬(左) 狛犬(右)
狛犬
本殿
本殿
本殿
本殿
境内からの本殿
本殿
外からの本殿
横の道からの社殿
境内社(葛神社) 境内社(葛神社)
境内社(九頭神社)

後ろに石碑があり、九頭神との刻銘があるらしい。
境内社 境内社
境内社
拝殿内の扁額 絵馬
拝殿内の扁額と不思議な絵馬
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