川 原 寺
かわらでら

仏陀山東南院弘福寺(ぐふくじ)
真言宗豊山派
所在地
奈良県高市郡明日香村川原1109

御本尊 十一面観音
由 緒
川原集落の東、飛鳥川左岸にあった古代寺院。現在弘福寺がある。飛鳥朝に大官大寺・飛鳥寺とともに三大寺の一であった。『延喜式』玄蕃寮では弘福寺として十五大寺の一つとされている。寺宝の木造持国天・多聞天立像は藤原時代の作で国指定重要文化財。ほかに十二神将像(藤原時代)11体を安置する。弘福寺本堂付近に礎石が残り、南大門・中門・塔・中金堂・西金堂・講堂・僧房跡などが検出され、川原寺跡(国指定史跡)の復元整備が行われている。現本堂は川原寺中金堂跡にあり、いわゆる瑪瑙石(めのう)といわれる礎石が在する。
     -寺院神社大辞典より-


弘福寺(ぐぶくじ)

後方の寺院が川原寺の現在の姿(弘福寺)・前に塔跡その前に中門跡があります

川原寺跡

ここが川原宮跡?
広大な広場になっています

川原寺(手前)と後方の橘寺
板葺神社からの景観

川原寺北端遺跡から川原寺跡・橘寺を望む
川原寺の寺域の広さに驚きです。

川原寺の伽藍配置図

現在の弘福寺は、中金堂付近にたてられている

弘福寺門と本堂

中門跡からの弘福寺
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