甘樫坐神社
あまかしにいますじんじゃ

旧社格 村社・式内大社

所在地


奈良県高市郡明日香村豊浦626

御祭神 主祭神 推古天皇 (すいこてんのう)
相祭神 熊野権現 (くまのごんげん) 右方三間社
八咫烏神 (やたがらすのかみ)
住吉大明神 (すみよしだいみょうじん)
春日大明神 (かすがだいみょうじん) 左方三間社
天照皇大神 (あまてらすすめらおおかみ)
八幡大神 (はちまんおおかみ)
由 緒
甘樫丘の北西麓に鎮座。祭神は大禍津日神・神直日神・大直日神・伊弉諾神・豊玉比売命。旧村社。『延喜式』神名帳の高市郡に『甘樫坐神社四座』とあり、同書四時祭には「山口神」の一つに上げられている。天安三年(859)一月二十七日、従五位下から十五位上を授けられた(三代実録)。「五郡神社記」によると、当社は逝回郷甘樫丘前にあって、湯起請の神といわれ、武内宿禰が祀ったものという。近世、鎮座地付近が推古天皇豊浦宮にあたることにより、祭神を推古天皇としたことがあり、「大和志」に「在豊浦村、今称推古天皇」とみえ、「高市郡古跡略考」にも雷村・豊浦村両村の鎮守にして推古天皇を祀るとある。現在でも豊浦・雷両大字が氏子となり、例祭には故事にちなんで盟神探湯の儀が行われる。境内には立石と呼ばれる片麻岩の板状巨石が東面して立ち、飛鳥地方の古代石造物の一つと推定されている。
     -寺院神社大辞典より-

神社全景
豊浦寺の裏に鎮座
拝殿
拝殿
クガタチ 看板
『クガタチ』の神事
立石
立石

この前で「クガタチ」の神事が行われる。

立石と拝殿

社殿
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